奄美大島に来たのなら、せっかくだから一足伸ばして加計呂麻島にも行ってみましょう。
前後しますが奄美の記事は後ほど。先に加計呂麻島を書いていきますね。私は当初、加計呂麻島?寅さん?という感じで島の名前も知りませんでしたし当然ロケ地だった事も知りませんでした。ですが加計呂麻島良かったよ〜と教えてもらい、自分自身で体感したくて行ってきました。まずフェリー料金は片道¥360、安いですよね。所要時間は20分くらいです。よく旅人が引っかかる(私も同様)と思うのですがこれは名瀬港からではないんです。古仁屋港という方角的には最南端に近い場所まで移動し渡るので奄美内を旅している最中、南下するタイミングでプランを立てるのがベストでしょう。古仁屋界隈にもゲストハウスや宿もあるので安心です。私は阿木名という古民家ゲストハウスで泊まりましたがこの内容は奄美の記事で後述する事にしますね。
さて、話を戻します。古仁屋港から加計呂麻島へフェリーで渡る際、瀬相港と生間港と選べるので好きな行き先にしましょう。
古仁屋港ターミナル
私は何も考えず船のダイヤだけ見て島の中腹、瀬相港に渡りました。
加計呂麻へ
徳洲会の診療所や売店など港近くを散策してるとバスを逃してしまい…。定期船毎の到着時間しかバスに乗れないので注意が必要です。港のバス会社事務所に島のアクセスを聞きに行くと瀬相を拠点に北の端、南の端に行くのならそれぞれ片道約1000円ぐらいだと言われてました。レンタカー、自転車とありますが起伏が激しくなかなか徒歩でも大変な事が分かりました。
港に戻ろうとしてたらなんと「あと10分後にバスが出る次の停留所まで送って行ってあげますよ」とご好意で車に乗せていただきました。島の方の優しさに癒されながら色々会話を楽しみました。次の停留所と言ってもかなり山道で車でないと厳しいことがよく分かりました。
加計呂麻島マップ
無事にバスを追いかけてもらいお礼を伝えますとバスの運転手は私の夫ですと紹介されました。びっくり、家族経営されているのですね。運転手の方とも道中お話ししましたが島の人口は1200人ぐらい。その6割ぐらいは高齢者だそうです。1人島人が乗ってきましたが目的地で降りる際、大きなみかんをプレゼントしていったり、路線上にまとまった新聞の配達を待ちわびる島人と運転手とのやりとりを目の当たりにしのどかさを感じました。私はバスから島の景色を楽しみ生間へと向かったのでした。バスの運賃は¥470、瀬相港から乗る場合プラスアルファで考えた方が良いでしょう。添付マップをどうぞ活用して下さい。
行間から寅さんロケ地の諸鈍に向けて歩き始めます。書き忘れましたが古仁屋港ターミナル内コインロッカー¥200で利用できるので身軽に動けますよ。
諸鈍へ
先ほど乗客の島人が運転手にプレゼントしていた大きな柑橘系の果物です。トックリキワタも花を咲かせてましたよ。
寅さんロケ地
15分くらい歩いて到着しました。ここがロケ地です。
ロケ地詳細
そして海岸を散策します。
デイゴ
デイゴの並木道です。ゆっくりお弁当食べるもよし読書にふけるのも楽しいでしょう。
海上タクシー
加計呂麻島でレンタサイクルする場合は半日¥800、1日¥1500、電動バッテリー¥500の様です。加計呂麻島にもゲストハウスがあるみたいです。定期便フェリーは便数限られていますが海上タクシーという小型船舶もあり同等の料金、時間で加計呂麻ー古仁屋を行き来できます。私は生間港より古仁屋港に戻りました。船賃¥350です。
「風の奴が東から西に吹いてますんでね、西のほうでも行きますか」と聞こえて聞こえてきそうですね。名言録より抜粋しました(笑)大好きな方はおそらく全作観た上で巡るでしょう。状況が状況ですので周辺の食堂、売店は全て閉まっていましたが静かでのんびーり過ごせるいい場所だと思います。島に渡る前にお弁当でも用意していくと尚楽しくなりますよ。それでは最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
加計呂麻島行の旅費用
200円 コインロッカー(古仁屋)
360円 フェリー(古仁屋ー瀬相)
470円 バス
350円 海上タクシー(生間ー古仁屋)
合計1380円
おしまい。